理性の中に閉じ込めた愛を、もう一度呼吸する。

Re:mystyle|60歳から“変わる”じゃなく、“還る”人生へ。理性をほどき、愛で生きる。

【ほんとうの自由へ──過去のわたしと手をつないで】わたしは今、わたしで在る

長いあいだ心の奥に沈んでいた影──それは「父との確執」でした。父が亡くなってからも消えなかった感情。それをどうにかしたくて、私は“精神世界”の扉を開きました。

 

感情の解放がしたかった

潜在意識、内観、心のデトックス……。心の泥だしにのめり込んだのは、自由になりたかったから。けれど、それだけでは「ほんとうのわたし」に辿り着けなかった。

歩みを止めずに自分の心を見つめ続けたとき、気づいたのです。──本当の問題は“父との確執”ではなかった、と。

 

自己肯定感の欠如に気づくまで

たしかに父との関係は苦しかった。けれど根底にあったのは「自己肯定感の欠如」。

母の言葉や価値観が“正しさの基準”になり、私は自分の声を聞くことができていなかった。母の思想を“真実”として完コピし、自分を見失ったまま生きていたのです。

 

理想信仰型の自己否定

私は「価値がない」と思っていたわけではない。

むしろ「もっと素敵な私がいるはず」と信じていた。

 

けれど同時に、今の私は「ダメだ」と感じていた──これが“理想信仰型の自己否定”。「理想の私」を信じながら、今の私を否定してしまう。だからこそ「頑張らなきゃ」「変わらなきゃ」と自分を追い詰めていたのです。

 

でも、本当の自己肯定感とは、理想を追いかけることではなく、「今ここにいる私」を、そのまま受け入れる力。この気づきに出会えたとき、心がふっと軽くなりました。

 

父と和解し、自由になれた

父への怒りも、母の影響も、私自身の否定さえも──すべてに「私が私に還る道のりだったのだ」と思えるとようになったとき、私はようやく父と和解できた。

 

もうこの世にはいないけれど、あの頃の自分に「よくここまで来たね」と声をかけられる今、私はほんとうの意味で自由になれたのです。

 

外見も内面も、どちらも大切に

長いあいだ、私は外見コンプレックスに縛られていました。太田母斑や体型、老け込み……それらは心の苦しさがそのまま表に出たもの。

でも今なら、はっきり言える。人は何歳からでも変われる。 外見も内面も、両方を整えることで、初めて「自分を生きている」という実感が生まれる。外だけでもなく、内だけでもなく──その両輪を揃えたとき、人は本当の意味で自由になる。

 

Re:mystyleの誕生

こうして私は「Re:mystyle」というコンセプトにたどり着きました。私を思い出す旅は、いつしか「自分として生きる人生」へとつながっていたのです。

これが、私のRe:mystyle誕生秘話。

 

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